コース名

 中国における人的資源管理実践(ロールプレイ)コース

 場所  早稲田大学ビジネススクール内(315研修室)
 開講日時  2005年12月3日〜12月17日 毎週土曜日14:00〜18:00
 定員  15名
 受講料  WJCF会員 50,000円  非会員 58,000円(いずれ税込み)
 対象   対中ビジネスの戦略を策定したり、マネジメントを統括する立場の方
  今後中国へ赴任する予定の方
  対中ビジネスを企画・立案する立場の方
 申込方法&注意事項  WEB申込み  FAX申込み   受講にあたってのご注意はこちらへ

≪カリキュラム≫
担当講師
講 義 概 要
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朱  偉徳

中国の人事労務管理概要
本コースを効果的に受講してもらうために、中国の人事労務管理における「これだけは押さえておきたい」ポイントを紹介します。また、実例を用いて日系企業が抱えている人事労務問題を考察します。
人的資源管理(HRM)
参加型双方向型の講座です。レクチャーとディスカッションで構成されています。中国ビジネスにおいても人的資源管理のフレームワーク修得は不可欠であります。本講座の前半でHRMにおける重要なフレームワークのレクチャーを行います。
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人的資源管理(HRM)
前週のレクチャーと課題を踏まえて、「自分の会社におけるHRMはどうなのか」「中国ではHRMをどう適用するべきなのか」というトピックでディスカッションを行います。活発なディスカッションを通して参加者のビジネスにおける「気付き」を導きます。
*本講義は早稲田大学ビジネススクールMBAプログラムにおける「人的資源管理」の講義に基づいています。
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採用戦略と面接ロールプレイ
優秀人材の獲得、というテーマは業種・業界を越えた共通のテーマです。特に中国ビジネスにおける採用戦略と方法論は事業展開において非常に重要な意味を持ちます。本プログラムでは採用の基本フレームワークだけでなく実践についてもロールプレイを通じて体感し、問題点の顕在化と共有をしていきたいと思います。

*全コース出席の方には修了証を授与します

≪目的≫

中国ビジネスに取り組む日系企業の困難は日々変容しております。現在は中国現地組織の強化の必要性が高まっています。そして、如何にその組織を強化するかが課題になっています。組織を強化するためには人的資源管理に取り組まなければいけません。しかし、企業は日中におけるビジネス慣行の違い、HRM人材不足、ビジネス環境の目まぐるしい変化などに直面して人的資源管理に体系的に取り組めていません。そこで、我々WJCFは、中国における人的資源管理に焦点をあてます。中国人的資源管理に的確に、迅速に対応することを目的とした研修コースを実施します。中国における人的資源管理の実践を体感してもらい、中国ビジネスにおける成功のための「気づき」を提供することを目的としています。

≪講師紹介≫

朱 偉徳
ファーイースト・パートナーズ代表取締役。1988年来日。製造メーカーの海外部中国室総括担当(1996−2002)を経て、2002年6月より現職。日系企業の人事労務管理システムの設計や人事制度づくりに鋭意研究するとともに、中国ビジネスのコンサルタントとして多岐にわたる活動を行なっている。早稲田大学ビジネススクール(MBA)卒。早稲田大学アジア太平洋研究センター特別研究員。当クラスの運営責任者兼コーディネーター。

杉浦 正和
'82年京都大学卒、'90年スタンフォード大学MBA。現在早稲田大学科健機構MOT研究所に所属し早稲田大学ビジネススクールにて「組織と人材」を兼担。シンガポール南洋−早稲田プロジェクトメンバー。米国・アジア・日本それぞれのビジネススクール事情に通じる。'80年代は日産自動車海外企画部にて海外プロジェクト及びマーケティング、その後、経営コンサルティング(ベイン/ マーサー)。グローバル金融機関においてリーダー育成・人事部長・401kビジネス責任者などを経験し現在に至る。

小平 達也
株式会社パソナテック中国事業部 事業部長。中国で商社のSCMオペレーション運営に従事したのち現職。中国ビジネスに挑戦する企業の経営人事に対し、P&C(Process&Case)ソリューションを提供する一方、 中国人に対しキャリアカウンセリング、コーチングを行なっている。外務省「人の移動に関するシンポジウム」で経済界の意見として出席ほか、国内最大のキャリア総合情報サイトであるアットマークIT自分戦略研究所で月刊連載中。その他講演、執筆多数。

≪コース参加に関する提案≫

HRM講義においては積極的な参加をお勧めいたします。参加者の皆様にとってディスカッションを通して構築した人的ネットワークは今後のビジネスの財産になると考えています。
本プログラムは、3回すべてがそれぞれに関連しております。どれかに欠席された場合は、本プログラムの目的としている効果は減少いたします。3回を1プログラムとして参加されることをお勧めします。
受講の効果を高めるために各週に課題が提示されます(初回を除く)。この課題にもとづいて講義やロールプレイが行われます。課題に対する十分な取り組みをお勧めします。
半年後にフォローアップ研修(中国現地)を予定しています。その際に、日系企業に勤務する中国人管理職とフリーディスカッションも行います。これらに参加されることをお勧めします。