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携帯電話ウィルス、高性能携帯電話の・・・ (2008年09月03日)

 現在、高性能携帯電話がますます普及し、初期のように、限られた知識のある人達が持つ時代は終わり、ハイエンドビジネスの領域に入ってきている。しかし、高性能携帯電話の開放型OSにセキュリティ上の欠陥があり、PCサーバ上で活発化しているウィルスや、悪意のあるソフトウェアやスパイウェアが既に高性能携帯電話へも侵入している。このような状況の高性能携帯電話市場は、非常に魅力的な市場であり、ウィルス対策ソフトメーカーは次々と自社の新作ウィルス対策商品を発表した。テスト版、体験版を多く市場に出すことで、ユーザーのウィルス対策ソフト使用の習慣化を促し、市場占領を狙っている。但し、高性能携帯電話という、この新興市場において、各ウィルス対策ソフトメーカーはさまざまな課題が次々に出てくることも覚悟しなければならないだろう。

 賽迪顧問は、高性能携帯電話ウィルスが猛威をふるうことにより、将来セキュリティソフトウェアの市場が発展し、携帯電話ウィルス対策ソフトの初めてのユーザは法人となるだろうと予想している。各企業秘密データと同等の、携帯電話に保存されている担当者、スケジュール、メール等のビジネス機密がウィルスの狙いだからである。

 ソフトウェア市場全般では、賽迪顧問が発表した最新の「2007年上半期ソフトウェア市場研究報告書」のデータによれば、2007年上半期、中国ソフトウェア市場の規模は前年同期比17.4%増の339.22億元に上った。一部大手会社がITインフラを構築するなど、システムの統合化の需要が特に大きくなったことで、ミドルウエアは急速に成長を遂げ、前年同時期比24.5%増となった。




コラムニスト CCID Ccid
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最終更新日 2012-11-14

 

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