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低価格携帯が外国ブランド市場を牽引 (2008年09月03日)

 賽迪顧問(CCID)が発表した「2007年1-6月携帯市場研究報告書」によると、2007年上半期の国産携帯の販売量が7147.8万台、売上高が845.8億元で、それぞれ前年同時期比25.5%と5.5%増となった。携帯価格の持続的な下落と、ローエンド(低価格)携帯の販売量の増大に伴い、売上高の伸びは年々減少し、携帯市場全般の利潤も次第に低下している。



 国内携帯市場の規模が引き続き拡大する中で、ブランドへの依存度も急激に増加している。賽迪顧問の最新報告書によると、2007年上半期、Nokia、MotorolaとSamsungの3つのメーカーが、携帯市場の61.4%を占めており、前年同期比8.9%増となった。



 賽迪顧問のデータはまた、2006年の上半期に比べ、Nokia、Motorolaの2ブランドのシェアが著しく上昇しており、この2ブランドだけの伸び率が10%近くに上ることも示している。賽迪顧問は、この2社が2007年上半期にローエンド携帯市場に積極的に参入したことが主な勝因であると見ている。賽迪顧問「2007年1-6月携帯市場研究報告書」のデータによると、NokiaとMotorolaの500-700元の価格帯における携帯のシェアは57%を占め、500元以下では70%も占めることがわかる。


コラムニスト CCID Ccid
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最終更新日 2012-11-14

 

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