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中国No.1スーパーマーケット、RTマートの強み(第四話) (2013年08月02日)
小売業において会社全体、店全体を調和させるという役割の仕事がある。それを、ディレクター(監督)と名付ける。客から見える店の印象、売場全体の雰囲気、商品、什器、照明、従業員の顧客への対応にいたるまで全ての要素が絡まって1つの店となる。これが結果としてそうなっていると考えるのではなく、店が客にとってどういう風な感じを与えるのか?これを逆算して計画的に修正を続けながら構築していくと考えるとどうだろうか?店はブランドということを最もわかりやすく表現できる器だと考えると、その中身は何になるのだろう?台湾系スーパーマーケットのRTマート(大潤発)は、大型のスーパーマーケットでありながら、これらの要素を全て緻密に計算し尽して細部に魂を宿らせるという手法を少しづつ実現できている稀な企業かもしれない。
サプライヤーと築くWIN-WIN関係 サプライヤー(取引先)と共存できなければ、長期的に安定的な関係を維持することはできない。これは、海外の工場で商品をつくり、日本へ輸出している多くの企業にも同じことが言える。将来性と利益率を担保できてはじめて、本音での協調路線を歩みはじめることができるようになる。最初の1歩は、無理をしすぎないこと。原価要求を厳しく、、、続き>>> ※本コラムをご覧になるには、登録が必要です。 会員の方、登録済みの方は、当フォーラムの運営を委託しているファーイースト・パートナーズ株式会社が配信する会報またはメールマガジンでご覧いただけます。 非会員の方はこちらをご覧下さい。 |
コラムニスト | 富井 伸行 |
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最終更新日 | 2013-02-23 |