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中国No.1スーパーマーケット、RTマートの強み(第六話) (2013年08月02日)
この言葉から、どんなことを感じ取っていただけるだろうか?
「RTマートでは、木に鳥が止まっている場合、気づいて撃てると思った人は誰でも銃をとって撃っていい。 ウォルマートやカルフールなどの外資企業では、先に報告書を書いて本部で検討、了承してもらわなければならない。 やっと承認がおりても、そのとき、すでに鳥はいない。」 今回は、少し深く入り込みたい。まず復習から。お客が買うことを決める要素「商品」「店舗」「従業員」の中で、最も重要度が高いのは「商品」。どんな商品を仕入れて店に並べるか、これを商品構成と呼ぶ。商品構成がお客にとっての店の印象をつくる。商品構成とは、品揃えのこと。品揃えとは、どんな商品を店に置くかということ。商品構成が店のイノチである。商品構成は、商品の種類(商品群)と同じ種類の商品のアイテムの多さと同じ種類のアイテムの価格帯の上下間で決まる。お客にとっては、これが店のイメージをつくる。 簡単に言うと、お客にとって店とは、どんな種類の商品があり、その商品の価格がどのくらいで買えるかを推測してから向かう場所なのである。例えば、「あら玄関の入口に、傘立てがほしいわ」と思う。近所のスーパーにも、100円ショップにも、車で5分のホームセンターにもある。車で15分のショッピングモールの中にもあるだろうし、電車で20分かかる駅前の百貨店の中にもあるだろう。我々は、このように推測してモノを買いに行くのである。どこであれば、きっと値段がどのくらいでこういうデザイン、スタイルのものが買えるはずだと。では、今回も台湾系急成長スーパー RTマートから学ぼう。 、、、続き>>> ※本コラムをご覧になるには、登録(無料)が必要です。 会員の方、登録済みの方は、当フォーラムの運営を委託しているファーイースト・パートナーズ株式会社が配信する会報またはメールマガジンでご覧いただけます。 非会員の方はファーイースト・パートナーズのウェブサイトをご覧下さい。 |
コラムニスト | 富井 伸行 |
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最終更新日 | 2013-02-23 |