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中国IKEAから見出す、中国で売るヒント(第十二話) (2013年10月02日)
お値段以上ならワクワクも盛り上がる
17年間もニトリで修行をしていたので、IKEAにはものすごく強い思い入れがある。競争相手として見ていたのではなく、先生に対して憧れを抱くような感じだった。実は今でもその気持ちは強くあり続ける。若い頃から部屋の模様替えが趣味だったこともあり、家具やインテリア用品を見るとワクワクしてしまう。これまた昔、京都の実家で深夜、はたと思い立ち家具の移動はじめ、よく怒鳴られたものだ。そう家具やインテリア用品、お値段以上であるとさらにマル。 旬は、ふなっしー 日本のIKEAが初めて直営で店舗を出した数年前のこと。IKEAの社長がインタビューで『日本での競争相手は?』という質問に、『ディズニーランド』とさらりと回答したときのことをつい最近のことのように覚えている。その時は、ふうんと思っただけだったが、今考えてみると日本のIKEA店舗は他の国のIKEA店舗よりもエンターテイメント性がどんどん強くなっているように感じる。中国でのIKEAで商品単体に関しては、すごく強く惹かれるが、売場や陳列に魅かれることはない。それはなぜか?娯楽的な場所が増えているからではなく。今ある商品でいかにしてお客にわくわくしてもらうかということに基準をおいて、売場(店全体)を構成しようとしているからである。少し具体的な話をしよう。現在東京、、、続き>>> ※本コラムをご覧になるには、登録(無料)が必要です。 会員の方、登録済みの方は、当フォーラムの運営を委託しているファーイースト・パートナーズ株式会社が配信する会報またはメールマガジンでご覧いただけます。 非会員の方はファーイースト・パートナーズのウェブサイトをご覧下さい。 |
コラムニスト | 富井 伸行 |
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最終更新日 | 2013-02-23 |