WJFCについて 講座・セミナー申込み 過去の講座オンデマンド配信 会員サービス 異文化人材データバンク コラム

コラムの詳細

中国IKEAから見出す、中国で売るヒント(第十四話) (2013年10月02日)

 IKEA(日本)→ディズニーランド(マジック)→IKEA(中国)→小売(中国)

 千葉県にある東京ディズニーランドに行かれたことがあるだろうか?あの空間が持つ不思議な『オーラ』というものを言葉で説明するのは難しい。ディズニーランドは雑誌や本、DVDなどを見たところで、あの独特な雰囲気を感じとり、共有することはできない。(ネット販売とリアル店舗の差異はここにあると思っている)幕張駅に着き、改札口を降りた瞬間から『マジック』は始まる。入場ゲートから特別な雰囲気に包まれる高揚感は、なんともいえないものがある。内側から湧いてくる、寝る前の布団に入る際ときどき出てくるはしゃいだ気持ち。武者震いのような『期待感』。子供を喜ばせるために、「めんどくさいな,並ぶしなあ」と思いながら連れてきたはずなのに自分が盛り上がっているのに気づき笑みが浮かぶ。この言葉にできないなんとも言えない『マジック』は偶然に発生したものではない。計画的に用意された必然なのである。実は、全てのお客が同じような気持ちになるように具体的に想定され、その効果を最大にするために緻密に設計されているものなのだ。

 巷には、『ディズニーランドの秘密』的な本がたくさん出回っている。その中には『マジック』をつくる仕掛けがわかりやすく説明されている。この上手に仕掛けられたディズニー『マジック』を小売店舗にうまく落とし込んでいるのがIKEAである。

 リアルだからこそつくれる『マジック』それをどう活かすか中国小売業にとって大切なのは、『マジック』。簡単に言うと『ワクワク感』高揚状態をつくりだせる店舗であるかどうか。『ワクワク感』は、リアル店舗だからこそ生み出せる強みである。それを最大限引き出すために、、、続き>>>

本コラムをご覧になるには、登録(無料)が必要です。

会員の方、登録済みの方は、当フォーラムの運営を委託しているファーイースト・パートナーズ株式会社が配信する会報またはメールマガジンでご覧いただけます。

非会員の方はファーイースト・パートナーズのウェブサイトをご覧下さい。

コラムニスト 富井 伸行 Tomii
参照URL
最終更新日 2013-02-23

 

意見投稿・レビュー

採点
コメント

※投稿には当フォーラムの会員登録が必要です。 ログインはこちら

今までのレビュー一覧