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1月17日、帝国ホテルで行われた第30回・・・ (2007年03月04日)

 1月17日、帝国ホテルで行われた第30回「経済界大賞」の表彰式でソフトブレーン会長の宋文洲氏(42歳)が青年経営者賞を受賞した。この賞を手にした中国人は恐らく宋氏が初めてであろう。大賞には松下電器産業社長の中村邦夫氏、敢闘賞は楽天社長の三木谷浩史氏、フラワー賞は前内閣官房参与の中山恭子氏(早大アジア太平洋研究科客員教授)等、錚々たる顔ぶれだ。

書いた本がベストセラーになる、興した会社が12年で二部上場になる、経済誌の中吊り広告にも顔写真が大写しで載るなど、宋氏は日本のビジネス界においても風雲児である。その宋氏には当フォーラムで3回も講演していただいた。非常に分かりやすくヒントの多い話ばかりだ。

幼少の頃、北朝鮮に近い東北部からウイグル族の住む新疆へ移住した経験がある。馬を連れて歩く遊牧民に、漢民族の習慣で『どこへ行くの?』と挨拶すると、『水と草のあるところに決まっているさ』と言われて新鮮な感覚を得たことを今でも記憶している。ビジネスも同様だ。日本であろうと、中国であろうと、そして韓国であろうと、自分の好みと能力に合わせ、チャンスと市場のあるところならどこへでも行くのだ。そこにはデメリットもあるだろうが、見返りも多いはずなのだから。

コラムニスト 文 彬 070331bun
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最終更新日 2011-08-20

 

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