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過ぎ去ったばかりのゴールデンウィーク、本来中国旅行を・・・ (2007年03月04日)

 過ぎ去ったばかりの「黄金週間」(ゴールデンウィーク)、本来中国旅行を計画していた日本人観光客で旅行先を変更した人や旅行を中止した人はなんと3万人にも及ぶと言われている。反日デモが日中ビジネスに与える「経済効果」はこれから徐々に明るみに出るが、SARS騒動に匹敵するものまでにはならないとはいえ、相当深刻なものに違いない。

日中ビジネスの推進を標榜するWJCFで政治問題に拘泥するつもりはないが、政治問題がビジネスを脅かし、「政冷経熱」から「政冷経冷」の崖ふちに瀕する日中関係を誰もが憂慮せざるを得ない今日この頃、少し政治問題にも目を向けなければならない。日中間に一体何が起こっているのか。何故それが起こったのか。我々日中ビジネスに携わる企業は「反日デモ」をどう捉えるべきなのか。そして、どのように情報を収集し、企業の危機管理をすべきなのか。5月のWJCF月例会では専門家の分析を聞き、活発な議論を行いたい。

先ずは5月23日(月)、「いつも激しく揺れ動く中国、巨大な捕らえ所の難しい中国とは何んや?それを明らかにしたい」と言い、現代中国の研究で数多くの著書を出された天児慧先生(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、元駐中国大使館専門調査員)に反日デモの背景など等身大の中国を紹介して戴く。WJCFならではの特別企画に企業人の積極的な参加を期待している。

コラムニスト 文 彬 070331bun
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最終更新日 2011-08-20

 

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