月例研究会の講義記録・オンデマンド配信
内容の紹介
タイトル |
改正労務派遣法規施行への備え ~中国における直接雇用の法務上・実務上の留意点と労務リスク軽減のための人事管理施策~ |
---|---|
日付 |
13年09月26日 |
種類 |
月例研究会 |
概要 |
2008年の労働契約法施行以来、法解釈、運用が課題とされてきた同法の労務派遣に関する条項の修正が決定され、本年7月1日より施行されました。このたびの法改正では、労働契約を締結した(直接)雇用が中国における基本的な雇用形態であり、労務派遣は補助的な雇用形態であると言明し、労務派遣適用職種・職務の制限を強調したうえ、派遣労働者の総量規制をうちだしています。
多くの日系企業では、中国進出以来、労務派遣という雇用形態を利用し、又は、一部の労働者を労務派遣を通して採用しており、雇用ならびに人事管理を業務委託してきましたが、増大する雇用コスト、頻発する労務問題に対処しながらも、労務派遣の利用に制限をかけるとの政府の姿勢が鮮明になった現状の下、自社により従業員を直接に雇用する本格的な体制の構築を迫られることとなりました。 今回のセミナーでは、中国労働省出身の北京市金杜法律事務所パートナー弁護士である劉新宇先生を講師に迎え、法務面、人事管理実務面から新たな環境下での人事管理、とりわけ労務派遣の留意点や対策、管理当局の思惑についてご説明いただきます。 自社において労務派遣の継続利用が可能かどうか心配している企業様、派遣雇用からの改定を迫られている企業様は、疑問を晴らし、適法で適正な対応する為にも、会社運営に支障がないように早めの準備に着手して頂く為にも、ぜひこの機会をご活用いただきたくご案内申し上げます。 |
オンデマンド 配信 |
|
レジュメ ダウンロード |
担当者の紹介
所属 組織 |
北京市金杜法律事務所 |
---|---|
肩書 |
パートナー弁護士、中国人民大学法学院税関・外為法研究所所長 |
氏名 |
劉 新宇 |
紹介文 |
中国政法大学大学院特任教授。仲裁人等としても活躍。得意分野は、会社法務、企業M&A、労務人事、国際貿易・商事仲裁。多くの日中団体、多国籍企業の法律顧問を務める。
上海復旦大学法学部卒業、早稲田大学大学院法学研究科修士(民法)修了。大卒後、中華人民共和国労働省に入省。同省直轄の国際経済合作公司に勤務(総務副部長、法務部長を歴任)、1995年より弁護士として活動。2001年から丸紅株式会社法務部にて中国法顧問を務め、2005年から金杜法律事務所パートナー弁護士、現在に至る。 中国国際経済貿易仲裁委員会(CIETAC)仲裁人、一般社団法人日本商事仲裁協会(JCA)仲裁人、中国人民大学税関・外為法研究所所長、中日民商法研究会副会長、早稲田大学トランスナショナルHRM研究所招聘研究員、中国国家外貨管理局法律顧問、中華全国弁護士協会国際業務委員会委員。 【著書】 「中国赴任者のための法務相談事例集」(商事法務、日本語、監修) 「中国専門家が語る最新チャイナビジネス」(日本在外企業協会、日本語、共著) 「事例でわかる国際企業法務入門」(中央経済社、日本語、共著) 「中国進出企業再編・撤退の実務」(商事法務、日本語、編著) 「中国商業賄賂規制コンプライアンスの実務」(商事法務、日本語、監修) 中国政法大学大学院特任教授。仲裁人等としても活躍。得意分野は、会社法務、企業M&A、労務人事、国際貿易・商事仲裁。多くの日中団体、多国籍企業の法律顧問を務める。 上海復旦大学法学部卒業、早稲田大学大学院法学研究科修士(民法)修了。大卒後、中華人民共和国労働省に入省。同省直轄の国際経済合作公司に勤務(総務副部長、法務部長を歴任)、1995年より弁護士として活動。2001年から丸紅株式会社法務部にて中国法顧問を務め、2005年から金杜法律事務所パートナー弁護士、現在に至る。 中国国際経済貿易仲裁委員会(CIETAC)仲裁人、一般社団法人日本商事仲裁協会(JCA)仲裁人、中国人民大学税関・外為法研究所所長、中日民商法研究会副会長、早稲田大学トランスナショナルHRM研究所招聘研究員、中国国家外貨管理局法律顧問、中華全国弁護士協会国際業務委員会委員。 【著書】 「中国赴任者のための法務相談事例集」(商事法務、日本語、監修) 「中国専門家が語る最新チャイナビジネス」(日本在外企業協会、日本語、共著) 「事例でわかる国際企業法務入門」(中央経済社、日本語、共著) 「中国進出企業再編・撤退の実務」(商事法務、日本語、編著) 「中国商業賄賂規制コンプライアンスの実務」(商事法務、日本語、監修) |